食あたり 時間について
食あたりの発症時間は菌の種類で異なります
食あたりの症状は原因菌の種類で発症する時間が違ってきます。食品内で増殖した菌の場合は潜伏期間が短めで、体内で毒素を作るものでは長めになります。
感染する菌はほとんどが感染性のもので暖かくなる春頃から夏場に多くなります。
感染性の菌はサルモネラ、カンピロバクター、腸炎ビブリオなどで腹痛、嘔吐、下痢が症状として表れます。
体内で毒素を作るものは出血性大腸菌などがあり、嘔吐、下痢、腹痛、高齢者や小さい子供では合併症を引き起こす事もあるので注意が必要です。
食あたりの原因菌は肉、魚介類、海水などに付着しています。
また、黄色ブドウ球菌では人の皮膚などを介して感染します。
菌やウィルスが付着した食品は見た目や匂いでは判断がつきません。
魚介類では流水で良く洗う、肉などは加熱殺菌をする、手指で触る時はきれいに洗い消毒をするなどが重要になります。
食品を長時間保存すると菌は増殖をするので作り置きは避けた方が良いでしょう。
冷蔵で保存する場合は適切な温度管理を心がけ速やかに食べる事が大事です。
食あたりは適切な処理や準備で予防が可能になります。